納得させる!人事評価で業績の悪い部下へのコメント例文3つ

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人事評価をする立場にある人の場合、部下の業績評価はとても重要なファクターであり、特に評価コメントによっては部下の成長も左右することになります。業績が悪かった部下に対して、「これではダメです」だけのコメントを残しても部下には響かず、成長どころかモチベーションの低下にもつながってしまいます。ここでは、人事評価で業績の悪い部下に対して、成長を促し、納得させるためのコメント例文を3つご紹介します。

評価コメントの注意点

まずは、人事評価コメントの注意点からご紹介します。

◎公平であること

部下の評価は公平であることが大前提です。100人の部下がいれば100通りの性格や個性があるわけで、業務を遂行するという点について集中して見てあげることが大切です。生理的に合わないだとか、プライベートの背景を評価と結びつけることのないよう、客観的な視点を持ってあげましょう。そのためには、評価を時系列で段階的に実施するとよいです。今日の評価と明日の評価は同じになるはずなので、部下を一通り評価したら、2周めの見直しをすると効果的です。

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◎モチベーションを上げてあげること

業績が悪い部下に対しては、ただ指摘するだけではいけません。人事評価を機に、奮起してもらう必要があるのです。そのためには、評価コメントでモチベーションを上げてあげることを意識してください。やる気をそぐようなコメントになっていないかをセルフチェックするといいでしょう。

◎一緒に成長するスタンスを取る

上司と部下の関係はあれど、同じ目標に向かっていく戦友であることを意識します。部下の成長は、上司の成果にもなり、またチームや会社といった組織の成長にもつながります。業績が悪い部下が抱えている課題はともに解決をして、一緒に成長をしていくスタンスでコメントすることが大切です。上司という心強い戦友ができた部下は、孤立することなく前を向いて進んでいってくれるはずです。

評価コメントの例文

例①

昨年度の業績が予算の80%であり計画は未達成となりました。ただ、本来5名体制で活動するところを一時的に4名で頑張ってくれた点、新人教育を実施しながら予算達成に向けて取り組んでくれた点は評価しています。一方で、予算達成の見通しが悪くなってからの報告が遅延したことについては、今後改善をして欲しいです。報告は気持ちの持ち方でスピードが上がるものであり、報告してくれたら対策も一緒に立てることができます。早速取り組めるところから、取り組んでいきましょう。

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【解説】

まず、なぜ人事評価が低かったのかを数値的に表しているのがポイントです。数字は嘘をつきませんので、部下を納得させるためには、ただ「未達成」というよりも%などの数値で共有するようにします。その後、上司として人員不足や新人教育など達成できなかった中でも取り組んでくれた点を評価してあげます。未達成となった要因を上司が知っているかどうかで、部下の捉えるイメージは大きく変わります。

例②

数値目標として、あと20件足りなかったのはとても残念です。ただし、新規開拓件数が昨年よりも10件増えている点は大きく評価しています。期首に自分で立てた目標に対する取り組み方をぜひこの機会に見直しをして欲しいです。なぜ20件足りなかったのか、なぜ新規開拓が10件増えたのか、私の思うところもありますので、一度自分で検証をしてみて、良かった点と悪かった点を教えてください。また、来期の目標と目指すべきところについても相談をしてくれたらと思います。

【解説】

①と同じように、数値を用いて説明をしています。悪かった20件と良かった10件を明確にしてあげることで、部下も頭の中が整理できるようになります。また、フィードバックだけで終わらせることなく、検証してまた相談に来るようにコメントしています。これを繰り返すことによってコミュニケーションが活性化され、来期へのモチベーションアップへとつながるのです。

例③

地方の高齢者に向けたマーケティングプランは素晴らしかったです。あのプランがあったからこそ、営業メンバーの行動に変化が表れたと思います。新しいアイデアを出し、それを実現させるのには多大な苦労があったと思います。ありがとうございます。一方で、遅刻が多いのは「もったいない」です。せっかくの○○さんの功績が悪いイメージで塗り替えられてしまいます。今年で社会人5年目、一人前になるためには、私生活の見直しも重要なことです。来期も大いに期待しています。

【解説】

これは、業務の推進には問題がないが、その他の事(上記例であれば遅刻)で評価を落としている例です。ビジネスマンとしてあるまじきことや、社会人の常識を逸脱している点については、上司としてはっきりと伝える必要があります。褒めるところは褒め、叱るときには叱る、というメリハリが部下には重要なのです。評価を落としている内容によっては、時に厳しく接するようにしてください。

評価コメントの例文まとめ

いかがだったでしょうか。部下の評価コメントを考えていると、自分が若かりし頃を思い出すこともあるかもしれません。部下の評価は、上司のスキルです。部下のことを真剣に考えてあげる年に数回しかないチャンス、改めて部下と向き合う時間を有効に活用してください。

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